ゆったり時間で自然を観察してたら “ひこばえ” に気づきました!
2019年4月、セミリタイアし30年のサラリーマン生活に終止符を打ちました。
未だ、時間の使い方に戸惑っています。
無理もない、30年間、1日の半分以上は家にいない生活をしていたのだから。
特に、家内との距離感がつかめない。
結婚当時はどうだったけ?
思い返せば、片道1時間30分の通勤地獄。
30年の間に、彼女には1日の時間の使い方(リズム)ができていて、
そこにお互い好きで結婚したはずだけど、違う人間が入り込んでくる事で、彼女の生活のペースを乱す事になるようだ。
今はコーヒーブレークと食事以外はなるべく違う空間で過ごすよう心掛けている。
ブログを書いたり、本を読んだり。
元来、家の中より外で時間を過ごすことが好きだった事もあり、日中は自転車で外出する事が多いのは幸いしています。
ここから本題。
“ひこばえ”という言葉をご存じだろうか?
恥ずかしながら、2,3年前に知った(意識して覚えた)言葉です。
(朝日新聞の連載記事のタイトルにもありますね)
樹木の根や切り株をみると、新しい芽がでてきている事がありますよね。
あれです。
漢字で書くと【蘖】らしいですが、それはどうでもいいこと。
“ひこ”とは 孫(ひこ)の事らしいので、根っこから孫の芽がでてきたと言うところでしょうか。
こちらの芽も、“ひこばえ”と呼んで良いようです。
桜並木を散策していたら、目に留まったものです。
生命力を感じますよね。
何か共感めいた嬉しさを覚えます。
私は周りの人と同じは嫌なタイプ!だからかもしれません。
サラリーマンを辞め、これからは自然体で生きていけます。
自然を見つめれば、
すなわちそれは自分を見つめ直す事になります。
ゆったりと思いのままに過ごす!
“ひこばえ”のように規格にハマらない生き方を、これからは目指していきたいと思います。
そして、家内との距離感を早く見つけたいとも思っています。
ちなみに・・・
稲刈りの後の田んぼを見ると、刈り取ったはずの稲の根から自然に新しい芽がでているのを見かけますね。あれも“ひこばえ”と言うらしいです。
この“ひこばえ”は、そのままにしておくと穂が出る前に枯れますけど。